2013年12月1日日曜日

【レポート・更新】「オープンデータ・ハッカソンin Gifu」2日目開催しました!

☆12/3、写真を追加しました!

昨日、今日と晴天に恵まれた大垣市のドリーム・コア。
そんないいお天気もそっちのけで、「オープンデータ・ハッカソンin Gifu」の参加者の皆さんは室内でもくもくと開発。
一部貫徹の方もいらっしゃるとのことで、無理しないで!と思いつつ・・・。皆さん、成果発表スタートの14時までよりよいものを作ろうと、精一杯ねばります!

ちなみに、昨日申し上げていませんでしたが、今回のハッカソンのために日本気象株式会社さまから、「お天気API」をご提供いただきました!フォーラムにもご登壇いただいた佐藤拓也さん、ありがとうございました!





そして、やってきました、「成果発表会」!
今回は「市民審査員」として、大垣市民でもある株式会社イープレイス 代表取締役 久世 里美さん、大垣市まちづくり市民活動支援センター 事務局長 平松 和夫さん、特定非営利活動法人パソコンまるごとアシスト 理事 長谷川 郁代さんをお招して、「市民目線」「ユーザー目線」のコメントをいただきます。




以下、5つのチームの発表!(速報ですので、写真は後日追加します!)

エントリーNo.1 
「湧き水ウォークなび「湧歩(ゆうほ)」  チーム:西本組
▽普段ウォーキングや散歩をしている人に向け、水とふれあいながら新しいウォーキングを楽しんでもらうサービス。スタート地点、ゴール地点、湧水地の選択をすると、最適なルートを提案してくれる。



使用したオープンデータは、岐阜県名水一覧。
CCLスタッフが岐阜県HPに掲載されているデータをもとに、昨日Linkdataにアップしたものです!
http://linkdata.org/work/rdf1s1045i


エントリーNo.2
「雨音」 チーム:チーム雨音
▽屋外の天気を雨音で表現するアプリ。晴れの場合には、雨音による癒しを提供。雨の音の具合を「しとしと」「ざーざー」から「伊勢湾台風」まで、段階的に変えることもできる。
日本気象株式会社のお天気APIを使用。




エントリーNo.3
「Waterve(ウォーターブ(部))」 チーム:Waterve
▽水道料金を見える化したアプリ。請求された水道料金を支払うのは、水道局の思うつぼ!Where does my money go?の考え方を応用したアプリ。水道利用料を入力すると、トイレ、お風呂等の用途別に1日あたりどのくらい使われているのかが可視化できる!






エントリーNo.4
「ダムコレ2014」 チーム:チームダムコレ
▽各地のダムを訪ね、擬人化したダムカードをゲット。ステータスが異なる3種類の「ダムキャラカード」があり、キャラの強さで対戦ゲームも可能。かなり濃いキャラたちが登場、会場を沸かせました。




エントリーNo.5
「傘でしょ!!」 チーム:プロジェクト・アンブレラ
▽傘忘れ防止アプリ。雨の日、仕事場に持っていた傘を忘れて帰らないように、帰宅予定時間に設定しておくと「傘わすれちゃだめだよ!」とアラートをだしてくれる。



使用APIは、日本気象株式会社さんのお天気APIと、Google API。



審査員の皆様には、1プレゼンにお2人ずつコメントを頂きました。こちらには総評を簡単に掲載します。

久世さん:もっとカタいものが出ると思ったが、アイデア力がよかった。地域性では「湧歩」にあった湧き水を活用してもらえると良い。「雨音」は、目の不自由な方にも良いアプリになるだろう。「Waterve」は節水を考える上では良い。小学校で子どもたちが自宅の水道利用料のデータを持ち寄ると面白いかも。

平松さん:「雨音」の雨音はどうやって?(雨音を集めるサイトから、と回答)「Waterve」は仕事として成り立つのでは?「傘でしょ!!」は、家と会社は忘れても大丈夫だけど、駅や喫茶店など忘れがちな場面を入れられると商品かできるかも。

長谷川さん:「傘でしょ!!」と「雨音」は、音で知らせる要素を予報等に入れるなどして、一緒にやると強力になるのでは?「Waterve」は水道代について普段考えなかったので、注意喚起するには面白い。ダムコレは、教育を織り込んでもらえると面白くなる。

原(弊社 取締役):APIを使うといろいろできるので、ぜひ活用してほしい。今回は。オープンデータをどう活用して、だれのために使われるのかが評価のポイントになる。審査員の方々からも利用者目線でのアドバイスや協業相手の示唆を頂いたので、それらを活かしリリースに向けてブラッシュアップしてほしい。


今回、初めて大垣支社で本格的なハッカソン運営を行いましたが、諸々拙いもので、ご参加の皆様に様々な面でご迷惑をおかけしたかと思います。
でもやはりハッカソンは参加者あってのイベント!皆様に少しでもアイデア出しや開発を楽しんでいただき、さらにオープンデータの有用性についても実感していただけたら幸いです。皆様、本当にお疲れさまでした!そして、ありがとうございました!

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