3日前の予報では雨だったのですが、曇の合間に少し青空がのぞく空模様に。その分、気温がぐっと低くなり秋の深まりを感じる天気の中、合計16名の方にご参加をいただきました。
イベントは弊社会田からのご挨拶からスタートし、その後、弊社が行っているオープンデータ事業のご紹介をさせていただきました。
次に、ご参加いただいた皆様それぞれの自己紹介タイム。
お互いのことを知ることでこの後のアイデアワークをやりやすくすることが目的です。地元の企業の方や会津大学生の方、また仙台から来た方や普段東京で活動されている方など、決して広いとはいえない空間に多種多様な方々がいらっしゃることがわかり、私も非常に驚きました。
一通り自己紹介を終えた後は、引き続き会田より「オープンデータとは何か?」というテーマでお話をさせていただきました。
オープンデータとは「最低限のコスト負担で、誰でも自由に利用できる形式で入手でき、利用者や目的を全く制限されることなく、再配布や譲渡、変更や派生を自由に行うことができるデータ」のこと。「政府の透明化」や「経済活性化」、「公共サービスの向上」が目的とされ、EUでは約17兆円、日本では5.4兆円の経済波及効果があるとされます。
また、海外ではすでに一般向けサービスとして「Why Does My Money Go?」や「Fix My Street」、「23andMe」などが運営されており、日本でもオープンデータ先進地である福井県鯖江市で作成されたサービスの事例が紹介され、データがオープンになることにどんな価値があるのかについて、より理解を深めていただく機会になったことと思います。
オープンデータのイントロダクションの次は、会津の課題、宝、リソースなどについて参加者同士で意見交換、アイデア出しを行うワークショップが行われました。
アイデア出しのために取り入れたのは「ペアブレスト」と呼ばれる手法です。
(1)2重の輪になり、ペアでまず3分間アイデア出しを行います。※このときはメモを取りません。
(2)その後、1分かけて各自思いついたアイデアをメモしたら、外側の人が一つずれて違う人とペアになります。
(3)この後は同じことの繰り返しで、どんどんとアイデアを出しては整理のためのメモを行います。
(こちらに「石井力重」さんの詳しい説明が掲載されております。)
このようにして一人当たり5人の人と自由に意見を述べ合う時間を終えると、自分のメモを参考に「会津にこんなサービスがあったらいいな」と思うアイデアを紙(アイデアシート)に書いていく作業に移り、その後、皆様が書いたアイデアシートをホワイトボードにすべて貼り付け、「このアイデアは共感できる」というアイデアシートに「星印」を描いていただきました。
ペアブレストの効果も去ることながら、日ごろから皆さんが感じている様々な考えや想いがあるからこそではないかと感じます。皆様、本当にありがとうございました。
次回もかたくるしくない雰囲気で楽しく行いたいと思いますので、ぜひご参加ください。
第2回は10月10日の開催です。
・第2回オープンデータカフェ@会津
https://www.facebook.com/events/432271776883054/
また当日の発表で使用した資料はこちらになります。
・「第1回~オープンデータとは何か?~」
http://www.slideshare.net/nobuhiroaita/20130926-odno1-vol2
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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