2013年10月15日火曜日

【レポート】オープンデータ・カフェ 岐阜「未来を創る対話の場!フューチャーセンターの役割と可能性」


今回のオープンデータはいつもと場所を変えて、岐阜駅前から少し歩いたところにあるコワーキング・スペース「うつけラボ」さんを会場にお借りして、オープンデータ・カフェin岐阜「未来を創る対話の場!フューチャーセンターの役割と可能性」というテーマで開催させていただきました。
今回も前回に引き続き、教育ベンチャーBADO株式会社CEOの須子善彦さんを講師にお迎えいたしました。
今回はいつもと違う場所、時間にも関わらず、12名のお客様をお迎えすることができました。(弊社スタッフを含みます。)

岐阜のコワーキング・スペース「うつけラボ」のURL:http://utsuke.jp/


開会後は弊社スタッフよりいつものように会社説明と事業説明をさせていただいた後、須子さんによる「今日ご参加のきっかけは?」「今日は何を期待してみえられましたか?」をテーマに3人一組で対話するワークショップでオープンデータ・カフェが始まりました。
20分程して会場の雰囲気がほぐれた後、参加者・スタッフ皆で一つの大きな車座になって座り、お互いに今日この場だけで呼んでもらいたい名前を披露して自己紹介いたしました。


ここから須子さんより「なぜ今フューチャーセンターなのか?」と題してプレゼンが始まりました。
須子さんによると、フューチャーセンターとは「未来の公民館」と捉えていらっしゃるそうです。
・組織の殻から裸の個人になって未来を語る場
・過去の制約から自由になって未来を語る場
・組織よりも個人の想い、資本よりも共感をもって未来を語る場
・過去や現在にとらわれると、無い物ねだりになりがちだが、今すでに在るものの価値を見直していく場
未来を予測しにくくなっている現代だからこそ、みんなで未来を考えていく場としてフューチャーセンターが企業や地域に必要とされていると解説していただきました。

会場からの質問で、フューチャーセンターは「場」としてあればいいのなら、必ずしも固定の建物である必要はないのではないか?という質問が投げかけられました。
須子さんは地域のフューチャーセンターは必ずしも固定の建物にある必要がないが、常に開いている方が人が寄ってきやすいと、ご自身で運営されているシェアハウス「未来ラウンジ」(東京都杉並区)の写真を例に楽しく語ってくださいました。



次に、「未来コラージュで一人一人の未来をイメージする」と題して、ワールドカフェやOST、前回のオープンデータ・カフェで紹介したマイプロなどの手法を用いて、各地の地域課題の解決への取り組み事例をご紹介いただきました。
特に京都のNPO法人「場とつながりラボhome's vi」と北海道の「札幌人図鑑」は注目の取り組み事例と教えていただきました。

京都のNPO法人「場とつながりラボhome's vi」のURL:http://www.homes-vi.org/
札幌人図鑑のURL:http://sapporojinzukan.sapolog.com/

一人一人が活き活きと自分の考えで(強制ではなく)問題をちょっとずつ解決していく姿勢は、普段私共の事業で扱っているオープンデータの話でも同じことかもしれないとの示唆もいただきました。
最後に須子さんから投げかけられた「ファシリテーターという言葉を自分の言葉で言い換えるとどうなる?」「フューチャーセンターという言葉を自分の言葉で言い換えるとどうなる?」に弊社スタッフが一人一人答えまして、今回のオープンデータ・カフェを閉会とさせていただきました。
当日長時間お付き合いいただいた皆様、誠にありがとうございました。


※Facebookの公開グループ「【公開ver.】オープンデータ・カフェ」にて開催情報や情報交換も行っております。こちらもぜひご参加ください。
https://www.facebook.com/groups/190123054483422/

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