旅人見習い Lv.1。
旅人です。その見習いです。で、Lv.1です。
CCLは地域に根差し、地域の人たちが活躍できる場を生むための活動を、いろいろと展開しています。
盛岡に本社を置きながら、活動範囲はご縁のあるところ、どこにでも飛んでいきます。
昨年の岐阜県のオープンデータ事業では、大垣、東京、会津、仙台、盛岡で仲間を募り、各地でオープンデータの取り組みを一斉にお手伝いさせていただきました。
その後、彼らは自分たちの地域で、それぞれの仕事や活動を起こし、地域で活躍をはじめています。
それぞれの地場で人や地域の宝物をみんなで見つけて、活動を起こしていく。それは、地域の中で、地域の人たちが主役となって進めていくもの。
私たちCCLは、そこに風を吹き込む役なのかもしれません。
風は、その場の空気をかきまぜます。
風は、外から違った温度を吹き込みます。
風は、目の前の視界を閉ざす霧を吹き払います。
何年か活動を展開してみて、離れた地域と地域を渡り歩き、つなぐことの面白さも見えてきました。
似たような課題を持った地域で、お互いにヒントを出し合えないか。
互いにないものを真似しあったら、双方の取り組みが加速するのではないか。
遠く離れたあの人同士をつないだら、意気投合してそれぞれ地元で何か仕掛けだすんじゃないか。
そういう流れが期待されるとしたら、それぞれの土地を歩き、つなぐ媒介となる人の存在が重要になってきます。
インターネットで情報はいくらでも取れる時代です。が、その土地で味わう雰囲気、その土地の人から聞くココだけの話、対面だから響きあうココロとそこから生まれる勢い、、、そうしたものは、やはり現地に足を運ばないと、なかなか得られせん。
そこで得たつながりを、別な地域にも伝え、風として吹き込んでいく。
旅人の役割です。
交通や通信が今ほど発達していなかった頃、全国を行脚することを生業としていた人々は、渡り歩いた土地土地で、そこで暮らす人々が知らない情報をもたらす役割を担っていたはずです。
旅行に出かけた人が帰ってきたら、留守を守っていた人々には、その人が見聞した話を聞くのが、何よりの土産だったことは、想像に難くありません。
そして現代。
交通や通信に加え、それらを駆使した「旅人」が、人や情報で地域と地域をつなぐ時代が来ました。
東京が最大のハブとして一極集中で機能してきた日本の近代化。情報もトレンドも、東京から、あるいは東京経由で流れてきた。その先にあるいま、あらゆる現象やできごとはローカルから生まれ、それは東京を介した目だけでは、とても追い切れないし、見抜けない。
私たちの社会は、東京発・東京経由に依存しすぎる仕組みを越え、地域と地域が独自につながり、学びあい、競い合い、自分たちで決断をする社会へ向かうべき時に至ったと考えます。
そのお手伝いをする媒介役として、CCLでは「旅人」という職種を作りました。
横山真美は、見習いのLv.1からスタートです。
5,000㎞移動するたびにレベルが1つ上がり、およそ地球2周分、80,000km移動すると「旅人見習い」から「旅人」に昇格します。その先は、たぶん、勝屋久さんのような「プロフェッショナルコネクター」へのキャリアパス(?)が待っているはずです。
横山の名刺にあるメアドとケータイ番号は、ぜひ本人から直接名刺を受け取って、ゲットしてください。久しぶりにお会いいただく方も、都度、名刺をもらってください。2か月も間をあければ、レベルがあがっているはずです。
旅人見習いの横山と旅人企業CCLを、今後どうぞごひいきに!
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