7月29日に庄司昌彦(しょうじまさひこ)様をゲストでお迎えしてドリームコアで開催しましたオープンデータ・カフェVol.1のご報告をさせていただきます。
「オープンデータ・カフェ」は、オープンデータに関するインプットやディスカッショ
ンを通じて、サービス創出に向けたアウトプットづくりを目指すオープンな勉強会です。
様々なゲストをお招きしてディスカッションを行うとともに、アイデアソンや企画づくり
などのワーク等、オープンデータ利活用につながる場づくりをソフトピア地区(岐阜県大
垣市)を中心に県内外で広く展開いたします。
岐阜県大垣市での第1回は、オープンデータの研究、推進等で国内最前線でご活躍の庄 司昌彦さんをお招きして、オープンデータに関する基礎的な考え方や各地の取り組み事例 などをご紹介いただき、地域×ITでのチャンスがどこにあるのかをご来場のみなさんとデ ィスカッションいたしました。
日時:2013年7月29日(月) 18:00-20:00 会場:ドリームコア 2F メッセ(大垣市今宿 6-52-16)
主催:株式会社CCL
協力:だるまジャパン合同会社/Fandroid EAST JAPAN大垣支部
参加費:無料
出席者数:31名
参加申込:リンク先フォーム(フォームメイラ ー)に必要事項を入力していただきました。
当日のプログラム:
18:00-18:20 挨拶「岐阜県発 オープンデータを活用した新サービス創出・研究プロジェ クト」のご紹介(原)
18:20-19:30 講演「オープンデータは社会の何を変えるのか」(庄司)
19:30-20:00 ディスカッション
2-4.活用推進のための方策
岐阜県大垣市での第1回は、オープンデータの研究、推進等で国内最前線でご活躍の庄 司昌彦さんをお招きして、オープンデータに関する基礎的な考え方や各地の取り組み事例 などをご紹介いただき、地域×ITでのチャンスがどこにあるのかをご来場のみなさんとデ ィスカッションいたしました。
日時:2013年7月29日(月) 18:00-20:00 会場:ドリームコア 2F メッセ(大垣市今宿 6-52-16)
主催:株式会社CCL
協力:だるまジャパン合同会社/Fandroid EAST JAPAN大垣支部
参加費:無料
出席者数:31名
参加申込:リンク先フォーム(フォームメイラ ー)に必要事項を入力していただきました。
当日のプログラム:
18:00-18:20 挨拶「岐阜県発 オープンデータを活用した新サービス創出・研究プロジェ クト」のご紹介(原)
18:20-19:30 講演「オープンデータは社会の何を変えるのか」(庄司)
19:30-20:00 ディスカッション
2.第1回オープンデータ・カフェの講演内容
この章では当日の開催模様をご報告させていただきます。
はじめに弊社原より事業概略およびこれからオープンデータ・カフェを開催することでや っていきたいことを説明させていただきました。
続いて本日の本題である庄司様の講演「オープン データは社会の何を変えるのか」が始まりまし た。
まず、「オープンデータとは、単に公開されたデータという意味ではなく、 自由に使えて再利用も でき、かつ誰でも再配布できるようなデータのこ とである。従うべきはせいぜい「作者のクレジッ トを残す」あるいは「同じ条件で配布する」程度 である。 」と定義してくださいました。 また全ての著作者の権利を認める/放棄するの2択しかない現状から、その中間の 一部 条件(出典明示、改変禁止、非営利限定...)を緩和して利用を促すクリエイティブ・コモンズ (Creative Commons)をご紹介頂きました。
2-1.日本のWEBは残念か?
続いて「日本のWEBは残念か?」と題して情報基盤整備では世界最高水準であるけれど も、オープンデータ評価指標では先進各国より低位に甘んじている日本をご紹介頂き、 では何が日本のオープンデータ評価を落としているかについて分析していただきました。
2-2.高まるデータ活用の機運と社会イノベーション
続いて、「高まるデータ活用の機運と社会イノベーション」と題して欧州や米国のオープンデータの動きが庄司様から解説されました。 米国の「Transparency and Open Government」覚書(2009年)や、英国の 「Data.gov.uk」が紹介され、日本の電子行政オープンデータ戦略とその展開と比較され ました。
はじめに弊社原より事業概略およびこれからオープンデータ・カフェを開催することでや っていきたいことを説明させていただきました。
続いて本日の本題である庄司様の講演「オープン データは社会の何を変えるのか」が始まりまし た。
まず、「オープンデータとは、単に公開されたデータという意味ではなく、 自由に使えて再利用も でき、かつ誰でも再配布できるようなデータのこ とである。従うべきはせいぜい「作者のクレジッ トを残す」あるいは「同じ条件で配布する」程度 である。 」と定義してくださいました。 また全ての著作者の権利を認める/放棄するの2択しかない現状から、その中間の 一部 条件(出典明示、改変禁止、非営利限定...)を緩和して利用を促すクリエイティブ・コモンズ (Creative Commons)をご紹介頂きました。
2-1.日本のWEBは残念か?
続いて「日本のWEBは残念か?」と題して情報基盤整備では世界最高水準であるけれど も、オープンデータ評価指標では先進各国より低位に甘んじている日本をご紹介頂き、 では何が日本のオープンデータ評価を落としているかについて分析していただきました。
2-2.高まるデータ活用の機運と社会イノベーション
続いて、「高まるデータ活用の機運と社会イノベーション」と題して欧州や米国のオープンデータの動きが庄司様から解説されました。 米国の「Transparency and Open Government」覚書(2009年)や、英国の 「Data.gov.uk」が紹介され、日本の電子行政オープンデータ戦略とその展開と比較され ました。
続いて 今年2月23日の「International Open Data Day 2013」イベントの取り組みと合
わせて、鯖江市や横浜市、千葉市や武雄市といったオープンデータ先進自治体として紹介
されました。
2-3.具体的事例から考える
庄司様の考えるオープンデータ活用のカギは「モバイル(スマートフォン)から地域のリア ルタイムな○○を探す」サービスではないか?との示唆をいただきました。 例として「東京安全安心マップ」は「メールけいしちょう」を元に犯罪発生地点を Googleマップに表示するサービスですし、「カーリル」は複数の図書館横断で借りたい 1冊を探すサービスです。
2-3.具体的事例から考える
庄司様の考えるオープンデータ活用のカギは「モバイル(スマートフォン)から地域のリア ルタイムな○○を探す」サービスではないか?との示唆をいただきました。 例として「東京安全安心マップ」は「メールけいしちょう」を元に犯罪発生地点を Googleマップに表示するサービスですし、「カーリル」は複数の図書館横断で借りたい 1冊を探すサービスです。
2-4.活用推進のための方策
続いて「活用推進のための方策」として、開
発イベントやコンテストの開催、需要者のニ
ーズを把握し情報公開を政府に働きかける中
間支援者の存在、会員にデータを提供するコ
ンソーシアム、API公開、ランク評価機関と
いった方策をあげてくださいました。
庄司様ありがとうございました。
庄司様ありがとうございました。
3.アンケート結果の報告
当日にアンケート配布が間に合わなかったため、後日参加者の皆様に個別にメールを送ウ WEBアンケートフォームに回答いただきました。
アンケート依頼送信日:8月3日(土)
アンケート集計日:8月19日(月)
オープンデータカフェ参加人数:31名 (事務局含む)
アンケート回答者数:8名
アンケート回収率:25.8%
年齢をお伺いします。
ご職業は?
2.続いて、オープンデータについての質問です。
「オープンデータ」という言葉は、ご存知でしたか?
「オープンデータ」の意味は、ご存知でしたか?
あなた様が抱いていた「オープンデータ」のイメージは、今回のカフェに参加して 変わりましたか?
3. 今回のオープンデータ・カフェ 大垣 Vol.1について伺います。
今回のオープンデータ・カフェは、あなた様の期待に応えるものでしたか? 率直 な感想をお知らせください。
「オープンデータ」について、理解は深くなりましたか?
当日にアンケート配布が間に合わなかったため、後日参加者の皆様に個別にメールを送ウ WEBアンケートフォームに回答いただきました。
アンケート依頼送信日:8月3日(土)
アンケート集計日:8月19日(月)
オープンデータカフェ参加人数:31名 (事務局含む)
アンケート回答者数:8名
アンケート回収率:25.8%
1. それでは、まず、あなた様のことについて質問させていただきます。
性別を教えてください。
性別を教えてください。
男性
|
8
|
100%
|
女性
|
0
|
0%
|
どちらとも
いえない
|
0
|
0%
|
年齢をお伺いします。
10代
|
0
|
0%
|
20代
|
0
|
0%
|
30代
|
3
|
38%
|
40代
|
1
|
12%
|
50代
|
4
|
50%
|
60代以上
|
0
|
0%
|
ご職業は?
学生
|
0
|
0%
|
主婦
|
0
|
0%
|
会社員
|
5
|
5%
|
公務員
|
2
|
25%
|
フリータ
ー
|
0
|
0%
|
ドリームコアには頻繁にいらっしゃいますか?
月に4回
以上
|
3
|
38%
|
月に1~2
回以上
|
1
|
12%
|
2~3ヶ月
に1回
|
3
|
38%
|
初めて
|
1
|
12%
|
2.続いて、オープンデータについての質問です。
「オープンデータ」という言葉は、ご存知でしたか?
知っていた
|
8
|
100%
|
知らなかっ
た
|
0
|
0%
|
どちらとも
いえない
|
0
|
0%
|
「オープンデータ」の意味は、ご存知でしたか?
知っていた
|
7
|
88%
|
知らなかっ
た
|
1
|
12%
|
どちらとも
いえない
|
0
|
0%
|
あなた様が抱いていた「オープンデータ」のイメージは、今回のカフェに参加して 変わりましたか?
大きく変わ
った
|
2
|
25%
|
すこし変わ
った
|
5
|
63%
|
あまり変わ
らなかった
|
1
|
12%
|
まったく変
わらなかっ
た
|
0
|
0%
|
どちらとも
いえない
|
0
|
0%
|
3. 今回のオープンデータ・カフェ 大垣 Vol.1について伺います。
今回のオープンデータ・カフェは、あなた様の期待に応えるものでしたか? 率直 な感想をお知らせください。
予想以上
でとても
満足した
|
2
|
25%
|
まぁ満足
できたほ
う
|
6
|
75%
|
満たされ
ないもの
が残った
|
0
|
0%
|
がっかり
した不満
である
|
0
|
0%
|
よくわから
ない
|
0
|
0%
|
「オープンデータ」について、理解は深くなりましたか?
かなり勉強
になった
|
4
|
50%
|
やや勉強に
なった
|
4
|
50%
|
あまり勉強
にならなか
った
|
0
|
0%
|
まったく勉
強にならな
かった
|
0
|
0%
|
どちらとも
言えない
|
0
|
0%
|
内容についてはいかがでしたか?
もっと講演
が聞きたか
った
|
1
|
12%
|
もっとディ
スカッショ
ンしたかっ
た
|
4
|
50%
|
いろんな人
の意見を聞
きたかった
|
2
|
25%
|
懇親会でも
っと盛り上
がりたい
|
0
|
0%
|
よくわから
ない
|
0
|
0%
|
Q.「オープンデータ」について、あなた様が思うところを自由にご記入ください。
(自由意見)
A.
A.
-
オープンデータについて「誰かがやってくれるもの。役所には圧力が必要」みた
いね意識はなかったね。情報をシェアすることの意義、支えあうことの意味みた いなことを確認すべきなのでは?的なことを考えていました。(50代男性・会社 員)
-
行政機関が持つ情報のほとんどが位置情報を持っているので、オープンデータの
公開はGISを活用するのが最適と思います。しかし、今回のオープンデータカフ
ェで話を伺って、オープンデータとして公開される(公開が要望される)ものは
必ずしも位置情報を持つ情報ばかりではないと認識しました。(50代男性・男
性)
-
いろいろ言い分はあると思いますが、企業側から見ると、活動を継続する為には
事業化していかないと難しいと思います。(50代男性・会社員)
-
オープンデータというと、とかく「データの公開」や「オープンガバメント」に
話題が行きがちです。一方で「地域で何ができる(起こる)のか」「(課題解決に)ど
う活用できるのか」といった視点での議論、実践が十分ではなく、今後の課題だ
と思います。(40代男性・公務員)
Q.興味のあるテーマやリクエストなど、自由にご記入ください。具体的にご記入い
ただけると助かります。(自由意見)
A.
A.
-
僕は観光と交通安全にODを役立て、コミュニティを活性化させて行きたいと思
っています。なので仲間が欲しいと思いODカフェに参加しました。と、ODはけ っこう未来的で、いいソリューションなんだけど、概念的に難しいところもある と思う。ただ、よくよく考えると、すでに似たようなコンテンツは増えていて、 びっくりする。もう未来は始まっていて「まだら」な姿を現しているのだと思 う。(50代男性・会社員)
-
参加者がただ聞いているだけでなく、自らも関わり、より一層の一体感を出すた め、ワーク形式の開催なども検討いただければ。(40代男性・公務員)Q.ご意見、ご感想など、自由にご記入ください。(自由意見)A.• 今後の地域経済へのインパクトが見えづらいなか、利用者、地域視点での利活用 というスタンスで続けていただければと思います。(40代男性・公務員)
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