2014年5月8日木曜日

大垣市の観光アプリに防災・減災機能を搭載

株式会社CCL(本社:岩手県盛岡市/代表取締役 佐々木正人 以下、CCL)とタイムカプセル合同会社(本社:岐阜県大垣市/代表社員 相澤謙一郎 以下、タイムカプセル)は、iPhoneアプリ「大垣市景観遺産・四季の里アプリ」(以下、本アプリ)に、大垣市がオープンデータとして公開しているAED・避難所の位置情報を搭載しました。

非常時に防災・減災向けアプリに早変わり
本アプリは、タイムカプセルのアプリ開発支援プラットフォーム「タイムカプセルソリューション」事業にて、大垣市のまち歩き向けのiPhoneアプリとして2014年2月にリリースされ、このたび、防災・減災機能を搭載し、アップデートされました。

「大垣市景観遺産」ならびに四季折々の緑や花木を楽しめる「四季の里」の情報が搭載されたアプリ内の地図に、今回のアップデートで、AED・避難所の位置情報を実装。災害や事故の発生時に、地図を活かした防災・減災向けアプリとして利用することができます。

  
 
※ 写真上から、左がタイトル画面。右は大垣城で取得できるコレクションカード。写真下は、左がAED設置場所、右が避難所の位置情報。地図の画面でボタン1つで表示の切り替えが可能。

ソフトピア入居企業同士のコラボにより実現
本アプリのアップデートにあたっては、CCLが岐阜県「オープンデータを活用した新サービス創出・研究事業委託業務」にて、大垣市のオープンデータ「避難所一覧」「AED設置場所一覧」を、本アプリへ実装するようタイムカプセルへ呼びかけ、実現につがなりました。

iPhoneアプリ開発のプラットフォームを提供するタイムカプセルと、オープンデータ利活用を推進するCCLが、双方の強みを活かし、ソフトピア入居企業として連携。同施設の所在地である大垣市へ、県の事業を通じたサービス創出として貢献を試みた事例にもなります。

防災・減災の注意喚起を実現するオープンデータ
非常時のみにしか使わないサービスでは、利用者が防災・減災の情報をとっさに引き出すのは難しいということが、東日本大震災の経験も踏まえ、たびたび指摘されていました。被災地を抱える岩手県内に本社を構えるCCLでは、“日常使い”のITサービスへの情報の実装を、防災・減災の分野における焦眉の課題と捉えており、本アプリの事例のとおり、オープンデータの利活用が、既存サービスへの情報の実装を容易にする手段となります。

【参照】
大垣市景観遺産・四季の里アプリ」利用料金:無料
オープンデータについて | 大垣市

※ 「タイムカプセルソリューション」は、iPhoneアプリ「タイムカプセル+」の持つ機能をベースに、GPS情報付画像データと地図情報の連携(自動マッピング機能)、チェックイン機能とチェックイン時のポイント付与機能、タイムライン閲覧機能など、位置情報を活用したアプリ(観光ガイドアプリ、地域情報アプリ、企業及び店舗のプロモーション用アプリ、プロスポーツ団体 アプリ等)を開発することができるアプリ開発支援プラットフォームです。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社CCL 大垣支社
オープンデータ事業担当:原
メールアドレス info(at)cc-lab.co.jp
※上記(at)をアットマークに書き換えてメールにてお問い合わせください。

【「タイムカプセルソリューション」に関するお問い合わせ先】
タイムカプセル合同会社
岐阜県大垣市今宿6-52-16ソフトピアジャパン・ドリームコア214号
timecapsuleplus.inc(at)gmail.com
※上記(at)をアットマークに書き換えてメールにてお問い合わせください。

0 件のコメント:

コメントを投稿