2013年9月11日水曜日

【レポート】オープンデータ・カフェ@大垣 vol.2「オープンデータ利活用に関する海外事例」



去る824日(土)、岐阜県大垣市のドリーム・コアにて大垣支社の2回「オープンデータカフェ」を開催しましたので、ご報告致します!


今回は(株)CCLのインターン生 、三浦 彩さんによる調査発表。
テーマは「オープンデータ利活用に関する海外の事例」です。

以下、要点。

Open Knowledge Foundation Japanがまとめたおよそ430のオープンデータ活用例を分析。
オープンデータ利活用の海外事例を9つのジャンルに分けて二次利用のモデルが報告されました。
  

[オープンデータ利活用の海外事例(事例の多い順に9項目)]

①政治、選挙、税金 犯罪、交通、事故 環境 位置情報 医学市民参加型事件報告 不動産 書籍 旅行

[各項目における分析 ( )内はアプリ等の数]

①政治、選挙、税金法案審議情報(4)国会議員の活動の可視化(7) など“Where My Does Money Go?”(英)税金の追跡
    犯罪、交通、事故特定地点での犯罪情報(2)飛行機・バス・電車の運行情報(2)など ”CRIME FINDER”(英)ロンドン市内の犯罪を確認できる。
    環境環境モニタリング(大気汚染、洪水、騒音)、放射線情報、熱帯雨林破壊・絶滅危惧種生息状況 など
・airTEXT(英)大気の品質に関する予測を事業としている会社が
 大気汚染情報を提供。
・BIVALE(日) 天気予報データを利用してエアコン温度の自動設定
   ができるサービス。
  ④    位置情報ガソリンスタンド、駐車場
  ⑤    医学、福祉…23and me(1)=遺伝子情報分析、ケアホーム・病院情報(4) など
  ⑥    市民参加型事件報告不法投棄・落書き・道路の穴などを行政に報告・Fix My Street(1)=地域課題の報告と追跡、近所同士の助け合い(1)
    不動産…Where can I live?=個人と企業による協働。既存事業の強化目的、Homesnap=空き物件の写真を撮影すれば、物件情報を取得できる。写真撮影はあくまでアクティビティで、GPSが働いているというしくみ。
    書籍…Takestock(日)=全国1400の書店と図書館6100館にある書籍の在庫を簡単に横断検索できるサービス。
    旅行旅行アドバイス、大使館情報 など。少ない

〈参加メンバー全体での考察〉

すべてのテーマを網羅するのは難しいが、1つの項目やテーマにしぼって作られたアプリだとユーザーが多いことがわかる。
欧米の利活用の例を日本で実践することは、市民参加型のアプリは利用できるかもしれない。

オープンデータの課題はデータ利用の規制のしかた。
そのためには、オープンデータについての理解を深めてもらうように啓発することが必要。

〈岐阜事業でのアイデア〉

電車の運行情報(名鉄、養老鉄道 など)運行状況とともに、走行中の列車につけたカメラの映像を見る事ができる、とか面白い。
・旅行アプリの中の位置情報活用観光地”Fix My Street”観光地で立て看板など悪くなっている箇所を報告できる。「参加型観光アプリ」。しかし、行政にとってはデメリットかも?


〈まとめ〉

オープンデータの概念は捉え方によって様々な表現方法があり、定義はあるものの、活用例に多様性があるが故に説明が難しかったり、規制づくりが大きな課題するということが分かりました。
三浦さんがまとめた海外事例の9つの分類は、オープンデータのモデルを分かりやすく分類していて、オープンデータの活用を知る上でとても有用でした。
今回のプレゼンで気づいたのは、アプリとして作成しやすいであろう
「観光」分野が目立って出てこなかったこと。
考えられる理由としては、オープンデータ化に際して、情報が行政の管轄だけでないため、お店や土地の管理者との利害関係が生じているためかもしれません。
今後この事業でサービスを開発していく上で、やはり「観光」はぜひ開発したい分野なので、挙がってくるであろう様々な問題をつぶせるようにリサーチ、交渉していく必要があると感じました。


                            以上



===Information===


(株)CCL 大垣支社では「オープンデータ・ハッカソン」として
岐阜県大垣市のドリーム・コアにて2013年9月21日から23日まで
オープンデータを使ったアプリ開発イベントを行います!
詳細は追ってご連絡します!興味のある方はぜひご来場ください!

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