2015年9月15日火曜日

「信州マッシュアップハッカソン」参加者募集!

最新APIやIoTモジュールを使ったアプリ開発に挑むハッカソンを県主催により開催します。今回は、国内最大の開発コンテスト「MashupAwards11」との連携により、API連携のアプリで優れた作品には1次予選免除の賞を設置。ハード連携に挑みたい人には、ハンズオン講座も実施します。国内大手IT企業やIoTベンチャーが提供する各種APIや連携ハードを用いて、自由な発想でアプリを作り、新しい体験を生んでみませんか?

見学も歓迎いたしますので、奮ってご参加ください!

▼日時:2015年10月3日(土)-4日(日)
▼会場:塩尻インキュベーションプラザ(S・I・P) [ MAP ]
 (長野県塩尻市大門八番町1番2号 JR塩尻駅徒歩5分)

 

(塩尻インキュベーションプラザの外観と会場の様子)

▼主催:長野県/共催:MashupAwards11、塩尻市振興公社、GDG信州

▼定員:30名
▼参加費:無料

▼お申込み:以下フォームよりお申し込みください。
 [ 申込フォーム ]
※パソコンご持参にてお願い申し上げます。
※会場内は無線LANをご用意しておりますが、モバイルルーターなどお持ちの方はご持参をお勧めいたします。
※ご見学の方もフォームよりお申し込みください。

▼プログラム
10月3日(土)
 10:00-10:15 開催あいさつ/メンター紹介
 10:15-12:30 インプットセミナー・アイデアソン
 12:30-13:30 昼食・チームビルディング
 13:00-19:00 ハッカソン&ハンズオン
  ※この時間内にてハード連携のハンズオンを希望者に向け実施します。
 19:00-20:00 交流会

10月4日(日)
 10:00-15:00 ハッカソン
 15:00-17:00 成果発表・審査員講評
 ※API活用で優れた作品は、MashupAwards11の一次予選免除の特典があります

▼講師・メンター
 API提供企業 NTTドコモ/サイボウズより各担当者来訪 
 ハンズオン 佐々木陽氏(株式会社Gclue代表取締役/会津若松) 
 審査員 石丸健太郎氏(GDG信州オーガナイザー)、佐々木陽氏

▼MashupAwrds11企業提供API
【NTTドコモ】 ドコモ電話帳API / 雑談対話API / トレンド記事抽出API / 知識Q&A API / 音声合成API / 音声認識API / 発話理解API / デバイスコネクトWebAPI / データ保管BOX API / 文字認識API / フォトコレクションAPI / 画像認識API / 言語解析API

今回は「デバイスコネクトWebAPI」と対応機器を準備予定です。

デバイスコネクトWebAPIについて
デバイスコネクトWebAPI」はスマートフォン上に仮想的なWebインターフェイスを実現する技術で、ネイティブアプリ・Webブラウザを問わず、様々なデバイスの機能をREST APIから利用できるようになります。また、個々のデバイスの開発環境を準備する必要もありません。
機器リスト例(参考)
Hue スマートライト / Sphero スマートトイ(ボール型ラジコン) /AndroidWear端末 スマートウォッチ / Pebble スマートウォッチ / リコーTHETA 天球(360°撮影)カメラ / オムロン HVC-C BLE顔認識モジュール / Vuzix M100 スマートグラス(片眼)

【サイボウズ】 kintone API
kintone(キントーン)はドラッグ&ドロップで簡単にデータベースが構築できる、クラウド型のデータベースサービスです。データ連携が可能なREST API、JavaScript APIを使った画面のカスタマイズが可能です。無償の開発者ライセンスをご用意していますので、cybozu.com developer networkの「開発者ライセンスを申し込もう」からお願いします。
※環境のご提供までに数日を要しますのでご注意下さい。

【セイコーエプソン】 スマートグラスMOVERIO
両眼シースルーのスマートグラスMOVERIOで、独自のアプリを作ってみませんか?プラットホームはAndoroidです。詳細の技術情報は上記URLから入手してください。他のデバイスとの連携アプリも歓迎です。

※MashupAwards11での提供APIは、同公式サイトをご参照ください。

▼ハンズオン講師プロフィール
佐々木 陽氏(株式会社GClue代表/株式会社ファボ代表)
1975年仙台生まれ、2000年4月会津大学生有志による携帯Java研究開発集団として活動、2001年8月に株式会社GClue設立。スマートフォン(モバイル)+αのICT技術に特化した開発事業を展開、2014年には、会津ものづくり工房「Fab蔵」を立ち上げ、3Dプリンタ、レーザカッター等を使ったハードウェア作りやアプリ+ハードウェア開発のワークショップなど開催し、ICT人材の交流・育成にも取り組む。そして、この夏「オープンソースハードウェア」の概念を取り入れ開発した「fabo」をリリース。



(FoBoのIoTモジュール)

▼審査員プロフィール
石丸 健太郎氏(GDG信州オーガナイザー)
マッシュアップ黎明期から挑戦者としてMA2優秀賞受賞を機にMA3~MA8までAPI提供者、MA8~現在に至るまで信州へのMAイベント招致といった一連のMA活動を経験する生粋のMAウォッチャー。2001年金融系シンクタンクにてネットリサーチサービスの事業化を経験後、2008年Google DeveloperExpertプログラム発足当初から参画し2013年までGEO/MAPS分野を担当。人と技術とのマッシュアップをライフワークに地元へのイベント招致やプレゼン活動を行う。

※MashupAwards11について [ 公式サイト ]
『Mashup Awards』は、2006年にスタートしたWeb開発者が自ら開発したWebサイトやスマートフォンアプリ等を通して技術、デザイン、アイデアを競い合うコンテストです。例年、時代の先端をいく開発者達が多く集まり、Webやインターネットの未来を提案する場となっています。
Mashup Awardsは様々な技術、WebAPI、ハードウェア、センサー等をMashup(混ぜ合わせを)し、そこに集まる人や企業までも混ぜ合わせ交流しながら作品を生みだす事を楽しむ、エンジニアリングライクな雰囲気を大切にしております。(公式サイトより引用)

※ハッカソン(Hackathon)とは?
ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語で、エンジニアやデザイナーなどが集まり、それぞれの技術やアイデアを持ち寄り、短期間(1日~1週間程度)に集中してサービスやシステム、アプリケーションなどを開発(プロトタイプ)して、成果を競う開発イベントの一種です。
(参照) 「ハッカソン/アイデアソンとは? その類型と特徴、開催事例

▼お問い合わせ先
信州マッシュアップハッカソン事務局(株式会社CCL)
event@cc-lab.co.jp


2015年8月30日日曜日

【告知】中小機構TIp*s主催「わたしとシゴトと社会を繋ぐ第一歩 「マイプロジェクト道場」(第3期)」の募集のお知らせ


中小機構tip*sさん主催のセミナーのご案内です!

申込はこちらから!


※お問い合わせは主催者までお願いします。



わたしとシゴトと社会を繋ぐ第一歩 

       「マイプロジェクト道場」(第3期)


2015.10.7(水)19:00-22:00 講師:ビジネス・ブレークスルー大学 講師 須子善彦氏、高知大学 講師 須藤順氏

自分自身の想いや問題意識をもとに、何か新しいことを始めてみよう、あるいは、既にはじめている。そんな人を応援する連続ワークショップがマイプロジェクト道場です。
仕事を通して所属組織の中で、あるいは、地域や趣味の世界で、さらには起業という手段。新しいことを始める方法やタイミングは様々ですが、マイプロジェクト道場はその多くのケースに役立ちます。
「マイプロジェクト」(略して「マイプロ」)は慶応大学SFC井上英之研究室から始まった教育手法として知られています。
みなさん一人一人、つまり、「わたし」が感じている生活・仕事の中での些細な疑問や違和感、問題意識に心を傾け、そこから生まれてくる想いからプロジェクトを創ります。そして、仲間同士で支え合いながらそれぞれの第一歩を共にアクションする、それが「マイプロジェクト」です。
マイプロジェクト道場では、参加者の皆さん一人一人の「わたし」の想いや物語に耳を傾け、マイプロジェクトづくりをサポートします。期間中は、参加者同士でそれぞれの成功だけでなく失敗、プロジェクトの変更・「わたし」の想いの変化、そのすべてをプラスの学びの材料としてシェアしあい、支えあい、学びや気づきを深めます。
実は、この学び合いの関係がつくられ、期間後も継続することがマイプロジェクト道場のもう一つの価値です。
参考URL: http://my-pro.me/ 
参考図書: デービッド・ボーンステイン (著), スーザン・デイヴィス (著), 井上 英之 (監修), “社会起業家になりたいと思ったら読む本 ~未来に何ができるのか、いまなぜ必要なのか~”, ダイヤモンド社,2012, http://www.diamond.co.jp/book/9784478015551.html

日程・スケジュール〉


第1回:2015年10月7日(水) 19:00-22:00テーマ:「自分の想いを感じ、マイプロジェクトを描く」マイプロジェクトの意義・目的を知り、マイプロジェクトを描きます。

第2回:2015年10月14日(水) 19:00-22:00
テーマ:「マイプロジェクトの実現へ向けて踏み出す」
マイプロジェクトを進めるための基本的な考え方を知り、一歩を踏み出す準備を進めます。

第3回:2015年10月21日(水) 19:00-22:00
テーマ:「アクションを通じて、道を切り開く」
現場での具体的アクションを通じて、調べることと、考えることを何度も繰り返し、講師や仲間同士でマイプロジェクトをブラッシュアップしていきます。

第4回:2015年11月4日(水) 19:00-22:00
テーマ:「アクションして得た気づきを仲間でシェアしよう」
アクションを通じて得た、気づきや学びを、仲間と一緒にシェアします。

第5回(最終報告会):2015年11月22日(日) 13:00-18:00

※各回のテーマ、内容は変更になる場合がございますのでご了承ください。

〈注意点〉
・5回すべてに参加できる方を優先します。
・プロジェクトベースドラーニング(PBL)型で進めるため、具体的なアクションを重ねながら取り組みをブラッシュアップしていくことになりますので、その点について了承のうえ、受講をお願いします。
・この講座は有料となります。

主催:TIP*S
協力:マイプロ研究会
会場:TIP*S/3×3Labo(東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル6F 662区)

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ソーシャルイノベーションに興味がある方はもちろん、企業の中で主体性を発揮させたいと考えている人事担当者の方、CSR担当者の方など奮ってご参加ください。

2015年5月10日日曜日

【セミナーのご案内です】 「マイプロジェクト道場:自分と社会を繋げるソーシャル・アクション創出講座(全5日間)」(主催:中小機構Tip*s)

【セミナーのご案内です】

「マイプロジェクト道場:自分と社会を繋げるソーシャル・アクション創出講座(全5日間)」の第2期が6/6より始まります!
※弊社もバックアップしているセミナーとなります。

詳細はこちらより!
https://www.facebook.com/events/853255208081261/
http://tips.smrj.go.jp/event/mypro20150606/


第1期のメンバーも足を運んでくれる予定ですので、それぞれのジブンゴトをみんなで応援し合う、そんな場になると思いますので、ぜひ皆さん、ご参加ください。


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「マイプロジェクト(通称、マイプロ)」は、自分自身が感じている課題に対して、ジブンゴトとして取り組みながら、社会への関心やアントレプレナーシップを高めていく教育手法として注目を集めています。

私たちの目の前にはたくさんの課題が山積しています。それは、グローバルな問題であることもあれば、地域やグループ、組織、個人の小さな問題かもしれません。

起業家や社会起業家がこれまで、そうした社会にある様々な課題を解決してきました。

それらに共通しているのは、「目の前にある課題に気づいた」という事実と、「問題を解決するために小さな一歩を仲間とともに踏み出した」というほんの小さな実践が幾重にも積み重なった結果、社会課題の解決が図られていくというプロセスがあるということです。

「なんとかしたい」と思っても、どうしていいのかわからない、何から始めればいいのだろう、自分には出来るのだろうかと不安や心配が先に立ち、なかなか具体的なアクションにはつながらなかったこともあるかもしれません。

「マイプロジェクト道場:自分と社会を繋げる学習手法を使ったソーシャル・アクション創出講座」では、参加する皆さんが、ジブンゴトとして興味や関心のある物事に出会うきっかけをサポートしていきます。

一般論や「べき」論による課題設定ではなく、個人の経験・原体験から感じる身の回りに何気ない課題や、社会に対するちょっとした違和感・疑問を出発点に、等身大で取り組めるプロジェクトに具体的な一歩を一緒に踏み出していきましょう。

本講座は、5回(最終報告会含)の連続講座となりますので、基本的には全ての回へご参加いただくことを前提としています。また、講座の形式は、講師からの一方的なレクチャー型ではなく、参加・対話型で進められ、参加する皆さん同士が共に学びあい、共に支え合いながら進行されます。

※マイプロについては下記ホームページもご覧ください。
http://my-pro.me/

〈日程・スケジュール〉
第1回:2015年6月6日(土) 13:00-17:00
テーマ:「自分の想いを感じ、マイプロジェクトを描く」
マイプロジェクトの意義・目的を知り、マイプロジェクトを描きます。

第2回:2015年6月12日(金) 19:00-22:00
テーマ:「マイプロジェクトの実現へ向けて踏み出す」
マイプロジェクトを進めるための基本的な考え方を知り、一歩を踏み出す準備を進めます。

第3回:2015年6月26日(金) 19:00-22:00
テーマ:「アクションを通じて、道を切り開く」
現場での具体的アクションを通じて、調べることと、考えることを何度も繰り返し、講師や仲間同士でマイプロジェクトをブラッシュアップしていきます。

第4回:2015年7月10日(金) 19:00-22:00
テーマ:「アクションして得た気づきを仲間でシェアしよう」
アクションを通じて得た、気づきや学びを、仲間と一緒にシェアします。

第5回(最終報告会):2015年8月22日(土) 13:00-18:00

※各回のテーマ、内容は変更になる場合がございますのでご了承ください。

〈注意点〉
・5回すべてに参加できる方を優先します。
・プロジェクトベースドラーニング(PBL)型で進めるため、具体的なアクションを重ねながら取り組みをブラッシュアップしていくことになりますので、その点について了承のうえ、受講をお願いします。
・この講座は有料となります。


主催:TIP*S 協力:マイプロ研究会

会場:TIP*S/3×3Labo(東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル6F 662区)

対象 ・社会課題解決等に取り組みたい方(創業・起業希望者、学生、中小企業経営者など)
・プロジェクト型の事業運営、商品企画等を検討している中小企業経営者など

定員 18名

参加費 22,000円(全5回分)
※支払方法は参加決定時に別途ご連絡させていただきます

2015年3月6日金曜日

【イベント案内】いなかソン第3弾のお知らせ!3/28-29開催!


2013年・2014年と100名以上のまちづくり関係者・エンジニアが秋田の山奥に集った「いなかソン(いなか×ハッカソン)」。
2015年3月下旬、満を持して第3弾を開催する運びとなりました。


参加申込は別途フォームよりお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cb5b3cd1349305
※フォームでの申込で正式申し込みとなりますのでご注意ください。


今回はテーマに「地域×IT×ものづくり」を掲げ、「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」の技術を活用しながら、地域発の新たなサービスアイデアとその試作品(プロトタイプ)開発を目指します!
(偶然(?)ですが、この五城目町は、日本一のラズベリー(キイチゴ)の町でもあるのです!)

会場は今年も「秋田県五城目町・旧馬場目小学校」。現在はイナカベンチャーの集積するオフィスとして活用されている木造2階建てのキレイな校舎で、自然や地元の食を堪能しながら、ハッカソンに挑んでみませんか?

地域の未来や、地域発ビジネスづくりに興味のある方も、是非ご参加ください。

ご同行のご家族向け参加プログラムもあり!ご家族連れ歓迎です!

▼日 時:2015年3月28日(土)13:00 - 3月29日(日)17:00

▼会 場:五城目町地域活性化支援センター
(秋田県南秋田郡五城目町馬場目字蓬内台117番地1)

▼協 力(予定):五城目町/Fandroid EAST JAPAN秋田支部(FEJ秋田)/秋田IT県人会

▼参加費:無料
・ラズベリーパイ代金(プログラムA参加者のみ)5,000円程度を予定
※確定後、お知らせいたします。
・交流会費 ¥4,000(参加希望者のみ、要事前予約
※宿泊代別途自己負担

▼定 員:30名

▼参加申込:以下リンク先よりお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cb5b3cd1349305

▼対象者
・ハッカソンに参加したいIT技術者・デザイナーのみなさま
・地域おこし・地域ビジネスに関心のある企画者・地元住民のみなさま
・秋田の田舎で自然や人、食事を楽しみたい参加者のご家族のみなさま
・都会から五城目、秋田を応援したいみなさま

▼コンセプト
【田舎と食を楽しもう!】
田舎町をまるごとフィールドとした廃校ハック!木造2階建ての校舎を活用しながら、のびのびと開発ができます。初日の夜には、校舎の中で郷土料理を楽しむ交流会も開催予定。田舎のよさをたっぷり味わいます。

【家族で楽しもう!】
週末でITイベント参加が続き、家族の目線が気になるエンジニアのみなさま。いなかソンは、家族を大事にするあなたの味方です。ハッカソンに並行してご家族向けのレクリエーション企画も準備中。町に繰り出したり、美味しいものを食べたりだいっ自然の中でゆっくり時間をすごしたり。ご旅行がてらご家族でのご来訪、大歓迎です!

【ハッカソンを楽しもう!】
今回のいなかソンは、前回より更にパワーアップ!「地域×IT×ものづくり」をテーマに掲げ、3つのパートで地域・田舎の魅力を知りながら、プロトタイプ開発を目指します。

(1) インプット編 〜地域、IT、ものづくりを学ぼう
地域にどっぷり浸かるフィールドワークや、IT/ものづくりに関するセミナー・ワークショップを通じて、理解を広げます。

(2) アイデアソン編 〜地域ビジネス創出・地域の課題解決に向けたアイデア創出ワークショップ
田舎の誇れる素材を地域の宝として発掘し、IT/ものづくりとあわせた活用の道を探ります。

(3) ハッカソン編 〜自然の中でモリモリ開発!
みなさんの腕を存分にふるっていただく場です。今回は「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」をベースにプロトタイプを製作


▼プログラム&タイムライン(予定)
【プログラムA:IT技術者・デザイナー向け】
3月28日(土)
13:10-13:30 開会ごあいさつ、オリエンテーション
13:30-15:30 五城目まちなかフィールドワー
15:30-18:00 「IT×ものづくりを学ぼう〜Raspberry Pi(ラズベリーパイ)の基礎〜」 砂金 善弘様(株式会社プレイズファースト 代表)

■講師
砂金 善弘氏 / 株式会社プレイズファースト 代表
東日本大震災以降、自分の特技であるプログラミングを活かして、子供たちの将来のために何かをしてあげられないかと懸命に考え、2012年に団体を立ち上げる。「身近な課題を見つけ出し解決する小さなヒーローを増やす」というミッションを掲げ、これまで延べ300人以上の子供たちにセミナーやイベントを通じてプログラミングを教えてきた。これから、子どもたちが学び、同時に社会貢献できる人材に成長していく組織を作りたい。

18:00-19:30 地域活性化アイデアソン(ワークショップ)
テーマ:「五城目の課題と宝 × IT・ものづくり」
ファシリテーター:
原 亮(株式会社CCL取締役/FandroidEASTJAPAN理事長)
                
19:30- 交流会
(会場内にて地元郷土料理など ※会費制・要事前申込 4000円)

20:00以降  ITサービス試作品開発ワークショップ(ハッカソン)


3月29日(日)
9:30-12:00  ITサービスプロトタイプ開発(ハッカソン)
12:00-13:00 中間報告
13:00-15:30 引き続きハッカソン
15:30-17:00 成果発表会(プログラムA,B共通)


【プログラムB:企画業務・まちづくり関係者向け】
3月28日(土)
13:10-13:30 開会ごあいさつ、オリエンテーション
13:30-15:30 五城目まちなかフィールドワー
15:30-18:00 「IT×ものづくりを学ぼう〜Raspberry Pi(ラズベリーパイ)の基礎〜」 砂金 善弘様(株式会社プレイズファースト 代表)

■講師
砂金 善弘氏 / 株式会社プレイズファースト 代表
東日本大震災以降、自分の特技であるプログラミングを活かして、子供たちの将来のために何かをしてあげられないかと懸命に考え、2012年に団体を立ち上げる。「身近な課題を見つけ出し解決する小さなヒーローを増やす」というミッションを掲げ、これまで延べ300人以上の子供たちにセミナーやイベントを通じてプログラミングを教えてきた。これから、子どもたちが学び、同時に社会貢献できる人材に成長していく組織を作りたい。

18:00-19:30 地域活性化アイデアソン(ワークショップ)
テーマ:「五城目の課題と宝 × IT・ものづくり」
ファシリテーター:
原 亮(株式会社CCL取締役/FandroidEASTJAPAN理事長)
                
19:30- 交流会
(会場内にて地元郷土料理など ※会費制・要事前申込 4000円)

3月29日(日)
10:00-11:30 地域活性化アイデアソン
ファシリテーター:
原 亮(株式会社CCL取締役/FandroidEASTJAPAN理事長)

11:30-12:30 休憩
12:30-15:30 セミナー&ワークショップ

「地域でシゴトを創る人になろう!」
http://collabo-kochi.jp/

15:30-17:00 成果発表会(プログラムA,B共通)

※(注意)プログラムは暫定のもので、今後順次確定、変更になる可能性がございます。

※Raspberry Pi(ラズベリーパイ)とは?
超小型のボード型コンピューター。英国で教育向けの安価なコンピューターとして開発され、全世界に広がっている
大人が電子工作を楽しんだり、製品の簡単な試作品をつくったり、子供にプログラミングを教えたりと、アイデア次第で無限の用途が広がる。

※お子様連れの方へ
会場内のキッズスペース(地域の廃材等を活用した遊び場)にて遊ぶことができます。
また、町内観光もご相談に応じてご案内いたします。

※株式会社CCLについて
フリーエージェント・スタイルで地域の課題を多様な主体や領域が交わり、対話を通じて解決する場(フューチャーセンター)を創造し、関わる全ての人・組織・地域の主体性と創造力を引き出すための事業を展開しています。
URL:http://cc-lab.co.jp/

※ハバタク株式会社について
新しい学びのクリエイティブ集団。世界各国の教育機関や起業家と連携しながら、学校・企業・地域の学習環境デザイン、地域発ビジネスの創出支援を行っています。
URL:http://www.habataku.co.jp/

※2013年、2014年に実施した「いなかソン」の様子はこちらから→
2013年: http://opendatacafe.blogspot.jp/2013/11/in_22.html
2014年: http://opendatacafe.blogspot.jp/2014/03/2it.html

2015年2月28日土曜日

【イベント案内】 第3回山形おこしソンinかみのやま温泉

弊社も協力するイベントのご案内です。


第3回山形おこしソンのテーマは、観光です。

地域おこしに興味のある方や、アイデアソンを学びたい方など、どなたでもご参加いただけます。

リの、発表チームあるいは第3者による事業化やサービスインが最上のゴールです。


(概要)

日時: 2015年3月8日(日)15:00 ~ 10日(火)16:00

集合:会場に14:30集合

会場:かみのやま温泉

参加料:一般(全日12,000円、1日のみ5,000円)、学生(全日6,000円、1日のみ3,000円)

※イベント当日受付時にお支払い下さい。
※上記金額には現地での飲食費および宿泊費は含まれていません。どちらも自己清算となります。
※宿泊費および懇親会費は宿で直接お支払い下さい。価格調整中。個室および家族部屋もあります。
※チームでのアウトプットの精度を高めるため全日での参加をお薦めします。

お申込:以下リンク先よりお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ef55e680341302

主催:ユナイトideha  http://hand2hand.jp/ideha/

後援:一般社団法人 山形県情報産業協会



(実施概要)  ※暫定版です

8日=マイプロワーク、懇親会

9日=インプットワーク、課題発掘、アイデア創出、チーム組成、中間発表&ユーザーテスト

10日=修正ワーク、最終報告(発表会)



【おこしソンとは?】
おこしソンの 「おこし」 には、「町おこし」 と 「ようこそお越し下さいました」 の2つの意味があります。

地域外からの訪問者と地元の住民が協働して町おこし等の課題解決を目指す、短期集中滞在型のワークショップイベントです。 「アイデアソン」 や 「ハッカソン」 をベースにしたイベントですので、「おこしソン」と名付けました。

過去には2回、それぞれ山形県最上町の赤倉温泉にて開催しています。各回の様子は下記リンク先よりご確認ください。

第一回 2014年7月  http://hand2hand.jp/ideha/?p=31
第二回 2014年11月 http://hand2hand.jp/ideha/?p=122



【講師陣紹介】
ファシリテーター:須藤順氏
コミュニティビジネスやソーシャルビジネスの第一線で活躍するコンサルタントでありプロのファシリテーター。専門領域は地域活性、オープンデータの利活用、農商工連携など多岐にわたる。高知大学地域協働学部講師。株式会社CCLファウンダー。コミュニティ・デザイナー。メディカル・ソーシャルワーカー。


講師:釼持勝氏
地域経営、観光事業、六次産業化のコンサルタント。代表的な業績は、北海道ニセコひらふのスキーリゾート再生。企画や仕組みづくりおよび人材育成によって、2002年からの5年間で外国人客数の約20倍増を実現。その他数々のスキーリゾートの再建を担当。首都大学東京および産業技術大学院大学においてプログラム作成委員(「観光とIT」「農業とIT」)を担当。専門教員就任予定。中小企業整備基盤機構「東北震災復興アドバイザー」eResort Inc.代表。


講師、ITメンター:原亮氏
2009年、宮城県の地元行政、企業の後押しで「みやぎモバイルビジネス研究会」を立ち上げる。2011年「Fandroid EAST JAPAN」を設立。東北と岐阜を中心に、地方×モバイルで飛躍できるプレーヤーを輩出すべく活動を継続している。株式会社CCL取締役。Fandroid EAST JAPAN理事長。みやぎモバイルビジネス研究会会長。

2015年2月6日金曜日

【告知】「マイプロ道場ー自分と社会をつなげるプロジェクト学習法」のご案内

弊社もサポートする講座のお知らせです。

“自らの経験から、自分のミッションを見つけていく”、「マイプロジェクト(マイプロ)」と呼ばれるプロジェクト学習手法が注目を集めています。

 本講座では、“わたし”の居場所を知り、そこから、自分自身のミッションを見つけ出し、マイプロジェクトの最初の一歩、アクションを起こしていくことをサポートしていきます。

 自分のやりたいことを見つけたい人、今進めているプロジェクトをブラッシュアップしたい人、学習する組織を作りたい人、ソーシャルイノベーションに取り組みたい人(起業家(希望者)、中小企業経営者、学生など)、マイプロジェクトをデザインし、何かアクションを起こしていきたい方であればだれでも参加できます。

 自分の足元にある変化の火種を感じ、仲間と一緒に、一歩を踏み出していきましょう。

〈日程・スケジュール〉
第1回:2015年2月13日(金) 19:00-22:00
テーマ:「自分の想いを感じ、マイプロジェクトを描く」
第2回:2015年2月20日(金) 19:00-22:00
テーマ:「マイプロジェクトの実現へ向けて踏み出す」
第3回:2015年3月20日(金) 19:00-22:00
  テーマ:「アクションを通じて、道を切り開く」
第4回:2015年3月26日(木) 19:00-22:00
テーマ:「アクションして得た気づきを仲間でシェアしよう」
※全体発表会を別途開催しますので、日程等は受講生に別途お知らせいたします。
※各回のテーマ、内容は変更になる場合がございますのでご了承ください。

〈受講料〉22,000円(全5回)(初回価格)

〈講師〉
BBT大学 講師 須子 善彦
高知大学 講師 須藤 順

〈対象〉
・社会課題解決等に取り組みたい方(起業家、起業希望者、中小企業経営者など)
・プロジェクト型の事業運営、商品企画等を検討している中小企業経営者など

〈注意点〉
・5回すべてに参加できる方を優先します。
・プロジェクトベースドラーニング(PBL)型で進めるため、具体的なアクションを重ねながら取り組みをブラッシュアップしていくことになりますので、その点について了承のうえ、受講をお願いします。

〈主催〉
中小機構 TIP*S

〈協力〉
マイプロ研究会

〈詳細・お申込み〉
http://tips.smrj.go.jp/event/mypro20150213/
※ページの参加ボタンを押しただけでは、お申し込みとなりませんのでご注意ください。


2015年1月20日火曜日

【レポート】青森ハッカソン ~地域資源×ITマッチングワークショップ


青森での4回目のハッカソン「地域資源×ITマッチングワークショップ」の開催レポートを掲載いたします。

今回も青森県「地域課題ITソリューション提案ワークショップ」の事業にて実施いたしました。テーマは「地域資源」。3日間の日程にて、青森市の街中で2会場をお借りしての開催となりました。

各チームの成果は、以下の動画でご覧いただけます。
アプリ開発を手掛けた7チームが1分で成果の紹介をしています。



これらのアプリが生まれたハッカソンの様子は、以下の記事でご紹介します。

1.ハッカソン開催概要


▼日時:2015年1月16日(金)13:00~1月18日(日)17:00
▼場所:ねぶたの家 ワ・ラッセ 交流学習室1,2,3/アスパム 4F 奥入瀬

▼主催:青森県、新時代ITビジネス研究会、青森県クラウド事業化促進部会
▼企画:株式会社CCL
▼運営協力:株式会社サン・コンピュータ

今回のハッカソンは、さまざまな分野や地域を越えた幅広い連携のもと、行われました。


[連携1] 地域資源を活用する事業者とのアイデア出し
青森、三八、津軽、下北など青森県内の各地で、地域資源を活用して事業や活動を興している地元の事業者の方々へ、前年11月から取材活動を実施。

今後取り組みたいことや課題を伺い、それらをお題として、12月には青森2回、弘前1回と計3回のアイデアソンを行い、ハッカソンで開発するITサービスのタネを作りました。

観光や自然環境、農業、地元プロバスケットチーム、さらにはお坊さんの町おこしや中古販売の事業者さんまで、幅広くご協力をいただきました。

※関連リンク
【開催レポート】地域資源×ITアイデアワークショップin青森(12/04開催)
【開催レポート】地域資源×ITアイデアワークショップin弘前(12/13開催)
青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」(受託企業:サン・コンピュータ)にて実施

[連携2] インフラ開発のハンズオンとの合同開催
地元IT団体の新時代ITビジネス研究会の「青森県クラウド事業化促進部会」でも、日程をあわせてクラウドのハンズオンを実施し、ハッカソンでアプリ側が開発するものを題材に、サーバー構築の設計と実装を行いました。アプリ側とインフラ側で、それぞれがチームを組んで連携をしながらモノを作っていくハッカソンの試みです。

[連携3] 全国各地のエンジニアとの協創・競争
メンターには、会津若松からデザイニウム代表取締役の前田諭志さん、兵庫からYuMakeの寺田浩之さんらにお越しをいただきました。

参加者には、横須賀のタイムカプセルさん、札幌のクライムヤードさん、石巻のイトナブ石巻さん、岐阜の國枝裕介さん、盛岡の岩手県立大や盛岡情報ビジネス専門学校の学生さんなど、全国各地からお集まりいただきました。

インフラ側にも、大阪から金春利幸さん、山形からアカツカセイジさん、東京から竹下康平さんがメンター役として駆けつけてくれました。

[連携4] API提供での連携
メンターの寺田さんには、YuMakeの気象APIをご提供いただいたほか、株式会社デンソーさんからは、NaviCon、マップQR、KKP-くるくるピ-の3つのAPIをご提供いただきました。デンソーさんには、前述のアイデアソンにも愛知県刈谷市からお越しをいただき、同社API×青森の地域資源でアイデア出しをご一緒いただきました。

※関連リンク
【開催レポート】ITサービス創出のためのAPI/ソリューション活用ワークショップ(12/09開催)
青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」(受託企業:サン・コンピュータ)にて実施

[連携5] 県内事業での連携
前回に引き続き、「ITビジネスアイデア開発支援事業」との連携で、同事業を受託する地元企業、株式会社サン・コンピュータから5名のスタッフが、運営メンバーとして各チームに密着しながら、本イベントの運営を支えました。

スタッフの動画撮影の研修もかねて、仙台からメディアージの漆田義孝さんにもお越しいただき、写真・映像の記録も万全の態勢です。

また、前述のアイデアソンも、同事業による活動として実施していただきました。取材では下北半島の先端から津軽方面まで、縦横無尽に走り、アイデアソンにも多くの参加者を集めていただきました。


では、3日間の動きを、時系列でご紹介します。

初日スタート直前の様子

まずは開会にあたり青森県商工労働部新産業創造課の沖沢進課長代理からご挨拶をいただきました。

青森県新産業創造課 沖沢進課長代理

続いて、ファシリテーターのCCL原から趣旨説明を行ったのち、インフラ側の運営を担当するヘプタゴンの立花さんにもコメントをいただきました。

立花さんには、今回もWi-Fi環境のセッティングをお手伝いいただきました


2.ショートインプット

今回は、事前にアイデアソンを開催済みで、すでに70件ほどのアイデアが蓄積されています。インプットワークでは、これらのアイデアが出るに至った流れや、お題を提供いただいた県内事業者さんをご紹介させていただきました。

お題をいただいた事業者さんは以下の方々です。

青森ワッツ(青森スポーツクリエイション株式会社)
株式会社アイディールカンパニー
あおぞら組Yプロジェクト
イカす大畑カダル団
NPO法人青森なんぶの達者村
ドラゴンキューブ株式会社
たびすけ
一般社団法人白神山地財団
弘前シードル工房kimori
つるた街プロジェクト

アイデアワークの成果集は、以下で公開をしております。

青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」(受託企業:サン・コンピュータ)にて作成

YuMake、デンソーからご提供いただいたAPIの解説も行いました。

YuMake寺田さんのプレゼンの様子


3.アプリ企画のためのアイデアワーク

今回は、アイデアソンとハッカソンを分けて開催したこともあり、それぞれの参加者は異なる人たちでした。つまり、事前に用意されたアイデアは自分以外のだれかが考えたものです。

他者が考えたアイデアのバトンをスムーズに受け取るにはどうすればよいか。

ハッカソンの作り手となる人たちが、受け取ったアイデアを、自分のアイデアとして引き寄せていくために、もとのアイデアを自分たちなりに咀嚼し、理解をする。

そうした思考をめぐらせるうちに、もとのアイデアを出した人が気付かなかった、そのアイデアの魅力やポテンシャルをさらに引き出し、自分事として開発に向かえるように、今回のアイデアワークを設計しました。


ワークの流れは、簡単に以下のようなものです。

▼お題選びワーク
事前のアイデアソンから提供されたアイデアスケッチを見て、自分が興味のあるネタをひとつ選びます。選んだら、グループ内で30秒で説明して、共有をはかります。ここで30秒の説明タイムを入れているのは、次のワークへの準備運動も兼ねています。

アイデア集を読み込みます

面白い!と思ったアイデアをチーム内で共有

他県の参加者は青森の地域資源を知る機会にも

▼スピードストーミング
2人1組でペアになり4分間で、自分が選んだアイデアを説明して、お互いの考えを交換します。これを4セット。同じチームではない人で、できるだけ初めて会う人と組んでもらいました。

自分が選んだアイデアを相手に説明します

選んだアイデアの魅力をお互いに交換します

気付いたことは相手へのヒントとしてもシェア

チームのメンバーとは3日間、議論を尽くしますので、この段階では外のメンバーからアイデアのヒントをもらいます。特に今回は、参加地域もさまざまなので、交流のきっかけにも。

スピードストーミングの進め方として、輪になって相手を自動的に入れ替えていくスタイルもありますが、今回はランダムな場で自由に相手を見つけるスタイルに。自分で相手を見つけて語り合うという行動で、心も開放され、熱量もあがるので、全体で盛り上がる場面です。

4分交代で素早く次の相手を見つけます

▼アイデアスケッチ
スピードストーミングでペアブレストを繰り返すと、相手に言葉で説明したり、他人からヒントをもらうことで、自分のアイデアが整理されていきます。ここでアイデアスケッチを書き込みます。

A4のフォーマットに書き込みます

アイデアのタイトルと概要を3点ほど箇条書きにします

この段階になると、もとのアイデアが自分のアイデアとして昇華をはじめます。事前のアイデアソンから受け取ったバトンを握る瞬間と言えるかもしれません。


▼「それ、いいね!」
アイデアスケッチをチーム内でプレゼンをして、チームのメンバーが時計回りで付け足せるアイデアをコメントします。

前の人が話し終わったら、「それ、いいね!」と指差してから、自分の付け足しをコメントします。

自分のアイデアスケッチをチーム内で披露

披露されたアイデアに「それ、いいね!」と声をかけてから、アイデアを付け足し

付け足されたアイデアは付箋で貼ります。こちらはジーアイテックのアイデア


▼開発ネタの決定
付け足しを受けた各々のアイデアをチーム内で検討して、自分たちがつくるアイデアを決定して、概要を整理します。ここから先は、ハッカソンでチームごとに企画の詰めや開発の仕様づくりを進めます。

チーム内でお互いのアイデアを検討

選んだアイデアをみんなで議論して、、、

巨大アイデアスケッチに書き上げます


4.ハッカソン参加チーム

ここで、今回の参加チームをご紹介します。アプリ側で参加をした8チームを、地元の次いで、北から順に、開発するアイデアとあわせてご紹介。

▼サソコソ
八戸のサン・コンピュータのメンバーで構成されたチームです。同社は地元では親しみを込めて「サンコン」と呼ばれていますが、チーム名は少しもじって「サソコソ」です。

青森ワッツの観戦情報がわかるアプリに挑戦します

持ち前の開発力で完成度の高さに期待!

▼ジーアイテック
こちらも八戸から。株式会社ジーアイテックのおふたり。初日のみの参加でしたが、出たアイデアはぜひ持ち帰っていただいて実現を!

こちらも青森ワッツがテーマ。
声援の大きさを選手へのポイントに換算するアプリ

▼チーム「今(こん)」
今回唯一の混成チーム。「混成」の「こん」を取って「今」というチーム名に。青森のページワン、八戸のアイティコワークのメンバーに、岩手県立大大学院の仁多見遼さん、岐阜のCODE for GIFU國枝さんが混ざりました。

このチームも青森ワッツ!
スマホがワッツの応援グッズになるアプリ

混成チームのチームワークが成否のカギに?

▼クライムヤード
札幌からご参加のおふたりです。12月に東京で行われていたITイベントの懇親会でご案内をしたタイミングでご参加を決意。ほかにも不思議なご縁があることを知りましたが、そのお話はまた、別な機会に。

弘前シードル工房kimoriのお題から着想を得た生産者情報をコンテンツ化するアプリ

札幌でもハッカソンを開催できるよう青森まで体験を兼ねて参加されました

▼チームタカハシ
岩手から参加の学生チーム。岩手県立大と盛岡情報ビジネス専門学校で学んでいるみなさんです。岩手では学生企画のITイベントもいろいろ。地元では運営役でも活躍するメンバーです。

白神山地の遭難防止のアイデアをもとに世界遺産を歩くためのアプリを開発します

平均年齢最年少チームの活躍やいかに!?

▼イトナブ石巻A
宮城県石巻市から参加の一般社団法人イトナブ石巻からは2チーム7名の参加。同団体では、東北最大のハッカソン「石巻ハッカソン」を2012年から開催。自らもプレーヤーとしてハッカソンに挑むみなさんです。

こちらも白神山地のアイデアをもとに山や海での遭難防止に役立つアプリに挑戦

ハッカソン開催中のリリースを目指します!

▼イトナブ石巻B
こちらもイトナブから。デザイナーのナナさんは、2チーム掛け持ちでの参加です。

地元の商品の情報を知るためのアプリを開発します

機能はシンプルに。ナナさんのデザインが勝負どころ!

▼タイムカプセル
横須賀と岐阜に拠点をかまえるタイムカプセルさん。初日夜の青森入りでしたが、独自に移動中の新幹線でアイデアソンを済ませて乗り込んでくれました。代表の相澤さんと、プログラマの三等兵のふたりチームです。

初日は移動日。青森へ向けて出発する相澤・三等兵コンビ。
三等兵は山形出身のアプリエンジニア!
[写真:相澤謙一郎さん]

恐山と青森の地域情報をコンテンツにしたカジュアルゲーム。
完成までのスピードに自信あり!


5.ハッカソン点描 ~初日

初日の午後の後半から、いよいよ開発スタート。日曜の成果発表までおよそ48時間。各チームの様子を写真で追ってみましょう。

チームのアイデアを発表しているときに、、、

聴衆側は正面でずらりとカメラを構えていました(笑)

クライムヤードの巨大アイデアスケッチ

サービスの流れを図式化しました

チームタカハシ。画面を確認しながら意識あわせが続きます

混成チーム「今」のアプリ使用イメージ 

手分けをして開発へ! 

機能の拡張イメージもメモに書き出し。「ウェアラブル連携」の文字も

アプリチームが開発に着手しはじめた一方で、インフラチームは、アイデアワークまで合同で行ったのち、午後の後半は別会場にて、金春さんによるクラウドのハンズオンを実施。地元エンジニアがAWSについて熱心に学びました。

ハンズオンの様子。AWSについて学びます
[写真:新時代ITビジネス研究会より]

会場は22:00まで使用可能でしたが、ほとんどのチームが夜も残っての作業でした。県外から参加の方々は、近隣で青森グルメもご堪能だったようです。

メンターや運営スタッフも交えての企画のディスカッションが続きます

クライムヤードさんからは札幌銘菓の差し入れが。ありがとうございます!

県外からの参加者に好評だった味噌カレー牛乳ラーメン
[写真:寺田浩之さん]


6.ハッカソン点描 ~2日目

2日目の朝は9:00集合。メンターからのアドバイスを受けながら、各チームの作業が進みます。

2日目スタートの様子。ここからタイムカプセルさんが会場に合流

寺田、前田両メンターが各チームをまわってアドバイス

サソコソの様子。画面イメージを書き出しながら開発を進めます

同じ会社でチームを組んでいるので意識の共有や作業の進みもスムーズに

クライムヤードは2日目になると商品にQRコードがつきました

カメラで読み込みをチェック


この日から、動画撮影チームが現場入り。みなさんの様子を映像として記録します。

撮影には、サン・コンピュータの山田、中里の両名が、メディアージ漆田さんの指導で進めていきます。

漆田さんには昨年からサン・コンピュータの運営スタッフをご指導いただいています 

動画編集ソフトの使い方もレクチャーいただきました

一方のインフラチーム。午前中は続けて別会場にてハンズオン。アカツカさんにご指導いただきました。インフラでご参加の方々は、このあと3つのチームに分かれて、アプリチームとの合流に備えます。

2日目ハンズオンの講師はアカツカセイジさん
[写真:新時代ITビジネス研究会より]

実際に操作をしながら使い方を学びます
[写真:新時代ITビジネス研究会より]

会場のワ・ラッセ内には食事処も。
魚がおいしいこのお店、ごはんの盛りも多めです

午後からは中間発表。インフラチームも聴衆に混ざり、アプリチームの企画と進捗を発表していただきました。

 イトナブBチームの中間発表

こんなコンセプトを立ててくれました

早いチームはほぼ仕上がり。バグをつぶせばAppStoreにアプリを申請できるところまで進んでいます。

一方で進捗10%というチームも。それぞれで進み具合に差異が出るのもこのタイミング。最終日でどこまで追いかけることができるか。

中間発表のあとは、他地域からお越しいただいた方に地域の事例紹介をしていただきました。この日は、國枝さんと相澤さんに、岐阜・横須賀の活動をご紹介いただきました。

岐阜から参加の國枝さんのプレゼン。
自然×ITの取り組みやサービスをご紹介いただきました
[上写真:相澤謙一郎さん]

相澤さんからは、岐阜や横須賀で展開している事業を紹介。メディア掲載も多数!

インフラチームは、これらの中間発表を聞いて、自分たちがインフラを作るためのアプリを選びます。検討の結果、

インフラA:クライムヤード
インフラB:イトナブBチーム
インフラC:チームタカハシ

という組み合わせになりました。

インフラチームは、それぞれのチームで選んだアプリに対するインフラの設計と構築を行うハッカソンに突入します。

インフラチームもハッカソンスタート!
[写真:新時代ITビジネス研究会より]

インフラのメンターとアプリのメンターで情報交換も欠かさずに

夕方には、県庁有志から恒例の差し入れタイム。新産業創造課のみなさん、今回もありがとうございます!

タウリン300mg配合のドリンクが60本!
翌朝にはすべてなくなっていました。ちなみに岐阜のメーカーの商品でした

県外のみなさんは夕食を兼ねての交流。青森は食事もお酒もおいしいです。海鮮からラーメンと、はしごをする人たちもいたそうで、、、エネルギー充填はまったく問題なしの青森ハッカソンです。

2日目の夜には、メンターや運営関係者での交流飲み会。
札幌、青森、三沢、八戸、盛岡、仙台、山形、会津若松、東京、横須賀、岐阜、大阪、兵庫と、
全国13都市のメンバーが集いました。

ヒラメの活造り。青森の海産物は本当においしい!


7.ハッカソン点描 ~3日目

3日目は、歩道に雪が高く積まれた青森市内。この日の最高気温は氷点下2度でした。

会場近隣の道路。この日は吹雪と晴れ間が何度も入れ替わる複雑な天気

この日は会場をアスパムに移しての追い込みです。

アスパム。青森の観光物産館です

インフラチームも朝から合流し、計10チームで開発が進みます。

成果発表が、スライドでのプレゼンのほか、道具を使っての実演やスキット(寸劇)を活用したユーザー体験の表現、本番でのデモの誤作動に備えたデモ動画の撮影など、少ない発表時間で聴衆に伝えるための手段をいかに選ぶかが、各チームの知恵の絞りどころです。

各チーム、黙々と集中しています

動画撮影チームは、最終日の朝に各チームへのインタビューを行いました。

進捗はかんばしくないけど自信あり!と答えたイトナブ石巻Bチームに対して、、、 

進捗はバッチリだけど自信なし!と真逆の回答をするイトナブ石巻Aチーム。
結果やいかに、、、!?

インフラチームのみなさんにもインタビューに応じていただきました


8.成果発表会

成果発表会にあたり、恒例のじゃんけん大会で順番を決めました。


各チームの発表に先立ち、イトナブ石巻の古山さんから地域事例のプレゼンを行っていただきました。

震災10年後の2021年までに石巻で1000人のIT技術者を育成することを目指します

その後、以下の順番で各チームが発表を行いました。

▼タイムカプセル
作品名「増えろ!じばれ~ちゃん」
恐山生まれのじばれ~ちゃんをどんどん増やして、青森の地域情報をゲット!じばれ~ちゃんと名産品を交換すると、じばれ~ちゃんの生産効率もアップ。いつまでも遊べるアプリです。

ゲームがほぼ完成し、相澤さんがデモプレイ!
2,3週間後にはAppStoreでリリース予定
[写真:岡本信也さん]

▼チームタカハシ
作品名「いさんぽ」
世界自然遺産の白神山地をお散歩しようというコンセプトのアプリ。旅先で写真やコメントを投稿し、他のユーザーが返信コメントをつけられます。お気に入りの写真に投票が集まるとランキングに掲載される機能もついています。

唯一の学生チーム。投稿機能の実装ができました
[写真:岡本信也さん]

このアプリには、インフラCチームがサーバの設計と実装に挑戦しました。

インフラチームCの発表。メンターの評価も上々!
[写真:立花拓也さん]

▼イトナブB
作品名「わっぺん」
商品のQRコードを読み取ると、商品情報や作り手の思いなどが閲覧できるアプリ。商品ごとに現れるワッペンの画像を取得して、コレクションすることができます。商品情報のページにアクセスすると、お店の扉のベルの音が「チリン」となる演出も。

QRコードのデザインも手掛けました
[写真:岡本信也さん]

このアプリのインフラは、インフラBチームが担当しました。

インフラチームBの発表。メンターからは起業のすすめも
[写真:立花拓也さん]

▼サソコソ
作品名「Wat's空間」
青森ワッツの試合情報を見られるアプリ。スコア入力用のアプリからスコアを入れると、閲覧用のアプリで試合状況を見ることができます。今回のハッカソンで、スコアの入力・閲覧の2つのアプリが連携するシステムができあがりました。追加機能にも期待!

青森ワッツの試合情報の配信が手軽にできるアプリになりました
[写真:岡本信也さん]

▼チーム今
作品名「青森ワッツ応援するんジャー」
好きな選手を登録して、試合会場のパフォーマンスでスマホを振ると、振った回数が選手別に集計されるアプリ。観客の応援の度合いが見える化できて、みんなで一体化して盛り上がれるアプリです。混成チームで楽しく開発ができました。

メンバーが手にしているのは台本。このあと、寸劇が披露されました
[写真:岡本信也さん]

▼クライムヤード
作品名「農園アルバム」
商品からQRコードを読むと、生産者の顔や情報が書かれたカードを取得できるアプリ。カードをコレクションして、商品購入のインセンティブなどに応用するなどの活用が可能です。

商品のQRコードを読み取る実演デモつきでの発表でした
[写真:岡本信也さん]

このアプリには、インフラAチームがサーバの構築を担当。実際の連携まで進みました。

インフラチームAの発表。持ち時間ほぼジャストのプレゼンでした
[写真:立花拓也さん]

▼イトナブA
作品名「Hotate」
アプリダウンロードページ
山や海に遊びにいくときに、自分の行動履歴を記録して、SNSでシェアできるアプリ。GoogleMapと連携して、出発地や目的地などにピンを立てて、その位置情報をボタン一つでシェアできます。こちらのアプリはすでにGooglePlayStoreでリリースが完了しています。

デモは雪の中、外で取った動画で披露してくれました
[写真:岡本信也さん]

アプリチームの発表には、前田さんと寺田さん、インフラチームの発表には、立花さん、竹下さん、アカツカさんからそれぞれコメントをいただきました。

右から前田さん、寺田さん、立花さん、竹下さん、アカツカさん

最後に青森県商工労働部新産業創造課の鈴木章文課長から、まとめのコメントをいただきました。

青森県新産業創造課 鈴木章文課長

おかげさまで、今回も大勢のみなさんにご参加いただきました。実際のリリースにつながるアプリも登場したほか、お題を提供いただいた事業者さんへの提案につながりそうな作品も出てきました。

ご参加いただいたみなさんには、このハッカソンから次の流れにぜひつなげていただきたいと思います。

今年度はまだまだ青森県内でIT関連イベントが続きます。開催情報は、「ITビジネスアイデア開発支援事業」により、サン・コンピュータのスタッフブログから発信されています。スキルアップのハンズオンのほか、農業やスポーツなどの異分野連携なども企画中なので、ふるってご参加ください。

※参照リンク
青森ITビジネスアイデア開発支援事業 StaffBlog
青森ITビジネスアイデア開発支援事業 Facebookページ
いずれも青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」にてサン・コンピュータが運用

参加者のみなさん、メンターのみなさん、県庁ご担当者、スタッフのみなさん、開催にご協力いただいたみなさんにこの場をお借りして、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!